薄毛の原因としてよく挙げられるのが食事・睡眠・ストレスといった生活習慣の乱れによるものです。
今回はその中でも睡眠についてスポットを当てていきたいと思います。
睡眠の乱れは薄毛の原因になるだけでなく、自律神経や肌トラブルにも関わります。
育毛に効果的な睡眠方法や睡眠がもたらす効果についてお伝えします。
睡眠不足がどうして薄毛に影響するの?
人間は睡眠中に成長ホルモンを分泌します。
成長ホルモンは体組織の成長や修復を促すホルモン。
毛髪の発育を促すだけでなく、骨や皮膚など体のあらゆる部分に影響します。
成長ホルモンを分泌するためには良質な睡眠と十分な栄養が大事。
バランスの良い食事だけでなくしっかりとした睡眠が取れていないと成長ホルモンが分泌されず、薄毛の原因になってしまいます。
成長ホルモンのゴールデンタイムは22~26時!
成長ホルモンが分泌されやすい時間帯は22~26時と言われています。
ですが、なかなかこの時間に睡眠するのは難しいですよね。
成長ホルモンは就寝後30分ほどで分泌を開始します。
また入眠後、最低でも3~4時間はしっかりと深い眠りにつくことが必要となります。
22~26時の間に睡眠を取ることが理想ではありますが、できるだけ早い時間に入眠すること、毎日決まった規則正しい時間にしっかり眠ることを心がけましょう。
睡眠剤や睡眠改善薬を服用した場合でも成長ホルモンの分泌に差はありませんので、不眠気味の方は服用してみても良いかもしれません。
育毛剤の使用は就寝前がおすすめ!
成長ホルモンを分泌させることで薄毛対策に効果があるのは前述のとおりですが、そこにプラスして育毛剤を使用することで、成長ホルモンの働きを助け、育毛剤の効果をより高めることができます。
寝ている間に成長する毛髪のために、睡眠前に育毛剤で栄養分や発毛成分をしっかりと頭皮に行きわたらせ、質の良い深い睡眠を取るようにしましょう。